Sanyoura

最近ハマっているビスケットがあります。Sanyouraという、レバノンのビスケットです。

バター、粉、砂糖というシンプルな生地に砕いたピスタチオとオレンジウォーターで香り付けしたビスケットなんです。

ピスタチオというと、お酒のおつまみで出てくる殻に入ったナッツをイメージしませんか?(私はその昔、酔っ払ってくるとピスタチオの殻を割り中のナッツを周りの人に食べさせるという事を延々としていた記憶があります…)トルコやレバノンなど地中海沿岸ではナッツやドライフルーツをお菓子や料理に沢山使います。サウジでもその影響か、ナッツやドライフルーツは割と手頃な価格でいつでも手に入ります。アラブではナッツやドライフルーツをお茶の時に食べますしね。  で、私はこのピスタチオが大好きなんです。緑とむらさき色も綺麗ですよね。

それともう一つの材料であるオレンジウォーター。ん?何?と思われた方。私のレバノン料理本によりますと、セビリアオレンジ(スペインのセビリア地方の事だと思います)のつぼみから抽出されたほのかに黄色みがかった液体です。オレンジをぎゅっと凝縮させた強い香りなので、使うときには少しだけ、そして料理には使わずお菓子やデザートのみに使うそうです。

「セビリアオレンジのつぼみ」      A Lebanese Feastより

素朴な味でサブレのような食感のビスケット。オレンジウォーターを入れなくても十分に美味しいし、ピスタチオの代わりにアーモンドでもいいと思います。

レシピを載せておきますね。

Sanyoura

小麦粉 250g              粉砂糖 125g              無塩バター 170g(室温に戻しておく)  ピスタチオ 60g包丁で細かく砕いておく(プラス飾り用) スナック用のように塩分を付けていない物            オレンジウォーター 大さじ1(あれば)

《作り方》               1:ボールに粉と粉砂糖を入れよく混ぜておく2:柔らかくしたバターをサイコロ状に切り加え、手のひらですり合わせる様にして1と混ぜる。(パン粉のような状態になるように。決して捏ねない!)             3:粉っぽさがなくなったらピスタチオとオレンジウォーターを加えひとまとめにする。ラップに包んで冷蔵庫で30分程休ませる。  4:非常にベタつく生地なので、ワックスペーパーの間に挟んで1㎝程の厚さに延ばし、ナイフやピザカッターなどでひし形に切り分けます。                  5:ベーキングトレイにベーキングペーパー等を敷き、焼いたときに少し広がるので隙間をあけて並べ飾り用のピスタチオをのせます。6:180℃に予熱したオーブンで20―25分、ほんのり色づくまで焼き、ラック等に移し冷まします。

軽いので、サクサクといくらでも食べられるので要注意!笑

是非作ってみて下さいね〜!

☆投稿をアップして見てみたら、レシピのところがグチャグチャになってますね!読みづらくてスミマセン!スマホからの投稿なので直せません〜💦

あっと言う間の二週間

今回のイギリス滞在は、過去にないくらいに楽しいものとなりました。

その主な理由として、今回はどういう訳か義母が私に対して非常に好意的に接してくれた事が大きかったと思っています。彼女の気持ちにどういった変化が起きたのかはわかりませんが、嬉しく良い事であるのは間違いありません。次回会った時にもそうであってくれますように…!笑

それから、今回のロンドン滞在中にお世話になった友達の家がとっても快適だった事もあります。主人の古い友達の家で、ご主人と小さな男の子二人の家族なのですが、ご主人がルーマニア人の大工さんなのです。今住んでいる家も彼が建てたもので、売る為に建てた家なんだそうです。イギリスでは、家を買うと外観は残し(又は一部を壊して部屋を広げる)つつリノベーションを繰り返し住みよい家にしていきます。その方が売る時に高く売れますしね。実際主人の両親の家も、行く度にどこかしらが変わっています。今回は義父が高齢になってきたこともあり、今まで物置き代わり使っていたガレージを壊して、新しくトイレとシャワー室が作られていました。で、友達の家に話を戻しますが、彼が建てた家はそうではなく、いわゆる新築の家で、外壁はレンガではなく白壁で中は広々として明るく、なんと各部屋にシャワーとトイレが付いている「外国の家」だったのです。これは借りる側にしてみたら非常に嬉しいですよね~。ただ一つ残念だったのが、庭がなかった事でしょうか。ちょっと座ったりバーベキューをする位のスペースはありましたが、殆どのイギリスの家にある庭というのはありませんでした。

ちょっとわかりにくいですが、イギリスの各家庭の庭ってこんな感じです。玄関から入って部屋を突き抜けた先にあるので、外からは見えません。庭の事を「back garden」と呼ぶのですか、その通りですね。多くの人は花や木を植えて季節ごとに楽しでいますが、スーザン家は野菜が沢山でした。そしてこのテントは、私達が滞在中、彼女の息子二人とウチの息子が寝るために設置してくれました。何という良いアイデアか!笑

っと言う訳で、二週間なんてあっと言う間に終了。楽しい時間は経つのも早いですよね。

イギリス最後の朝は、近所のカフェで「proper british breakfast」笑。写真右上のがソレです。

迂闊にも、スコーンをジャムとクロテッドクリームで正式に食べたことがなかった私!今回やっとの実現。

最後の〆は、空港でギネス。帰りたくない気持ちも強く、ジタバタとここで3杯。笑 後ろ髪を相当に引かれつつ、サウジに戻って来た次第であります。

毎日良く歩いていた日々から一転、また歩きに行く所がない生活に戻りました。

数日前から、いよいよ息子も学校に通い始めました。これで本当の意味でサウジでの生活がスタートした気分です。

試練の始まりです…!(はぁ〜)

小旅行

今回のイギリスは、主人の家族に会う事に重点を置いていて特に予定を立てていなかったのですが、一つだけ友達家族に会いにいく約束をしていました。彼らはモロッコにいた頃に知り合い、それ以来家族ぐるみのお付き合いをしています。彼らは二年ほど前にイギリス人である奥さんの故郷へモロッコから引っ越して来ました。実はイギリスはロンドン周辺しか知らない私。今回初めてのイギリス小旅行となりました〜!笑

スーザン(奥さん)は、自宅の庭で野菜を育てていますが、それ以外にも年間で土地を借りて菜園出来るところで色々と作っていました。

ぜーんぶ採れたて新鮮!私も一緒に行って手伝ってきましたよ。ラズベリーを摘んだのって、初めてだ〜!

私たちが訪ねた時はまだ夏休みには入ってなく子供達は学校があったので、スーザンは私たちを「ちょっと歩きに」連れて行ってくれました。

あの、頂上を目指します!

初めのうちは楽勝!っと侮っていましたが、やはり中盤からジワジワと日頃の運動不足が祟り、最後はへーへーしながらもなんとかたどり着きました。汗

途中で雨がぱらついたりもしましたが、なんとも清々しい疲れであることか!(羊も雨宿り)

帰りはそばにあったパブに入りランチ。と、一杯!(モチロン!)

他にも、家の近所にある小さな城へ散歩に行ったり、みんなでBBQ をしたりしてのんびりと再会を楽しみました。

スーザンのモロッコ人旦那が作ってくれたミントティーとモロッコでよく食べられているハシャというパンで朝ごはんだ〜。

よく食べ、よく飲み、よく笑った4日間でした〜。

楽しかった!

更に、つづく…

すっかり、まったり

久しぶりのイギリス帰郷から戻って、すでにすっかりとサウジでまったりしております。

皆さまの夏はいかがお過ごしでしょうか。
今回は、主人の古いお友達が「うちに泊まって!いくらいてもいいから〜!」っと言ってくださり、お言葉に甘えて滞在させて頂きました。彼女の家は、主人の両親の家と同じ地域なので、頑張れば歩いても行ける距離ということもあり願ってもない申し出でありました。あ、ここで、何故実家に泊まらないの?と不思議に思った方のために簡単に説明しますと、まず第一に私が義母から好かれていなく滞在を拒否されていると言うのが今までの理由。そして最近では、義父の高齢化に伴って3つあるベッドルームの2つを使用していると言うのが新しい理由なんですね。主人の実家は、ロンドンの中心地に電車で30分程で出れる場所にあって観光にはもってこいなのですが、宿を取るとなるととんでもない出費になり、よってイギリス帰郷が遠いものになっていたのであります。今回はこのお友達の家と、ロンドンから電車で2時間ほど北へ行ったところに住んでいる友達の家にお世話になりました。

お友達の家はこの地区の中心部にあるので駅も近く、お店やレストランも豊富。しかしなんと言っても、テムズ河が流れている事が最高に特別なのであります!

川沿いにこ洒落たレストランやパブが並び、いつでも好きな時にビールが飲める!(コレ一番) しかもイギリスの夏は夜の10時頃まで明るいので、お天気が良ければ幾らでも景色を眺めつつまったりする事ができます。お天気と言えば、今回私達はお天気にも恵まれました!2週間中に傘が必要だったのがたったの2度だけ!イギリスへ行く直前に義父から「雨ばかりなので、雨具の用意をしてきた方がいいよ」と言われていたのが嘘のようでしたよ!

実は今回、主人のお姉さんの具合が良くないということがあり、電車で2時間の友達に会いにいく以外には何も予定を立てていなかったのですが、幸い心配していたほどではなくお姉さん家族にも会えたのでホッと一安心。さて、それではどうしようか?やっぱりロンドン観光でしょ!ということでおのぼり観光もしてきました。笑

ロンドンタワーの敷地内から見たロンドンブリッジ。

古いものと新しいものの共存。これぞまさにロンドン!

東京と明らかに違うのは、緑の多さだと思います。大都会でありながらも大きな公園があって人々がのんびりと過ごしていたり、古い建物が沢山残っているのもとても素敵で見ていて落ち着きます。上の写真は実家のそばにある墓地なのですが、近道をするために入ってみたらこれが立派な散歩道になりました。笑    ね、良いお天気でしょう?

イギリス帰郷のお話し、また次回ヘつづく!

こぎん刺し

ラマダン中の我が家は、旦那の夜勤シフトに影響されて乱れに乱れておりましたが、それも昨日でやっと終わり、今日から休暇に入りました〜。

実はここ暫く体調を崩しておりまして、どんよ〜りとしてました。ま、調子が悪い時にぼ〜っとしていられるのは幸せですよね。忙しくない生活ならでは、ですね。

とにかく動きたくなかったので、何をしていたかと言いますと、こぎん刺しに初チャレンジしていました。

wp-1467370449214.jpeg

 

 

wp-1467370564541.jpeg

wp-1467370681788.jpeg

ずっと前から刺し子をやってみたくて針と糸は持っていながらも取っ掛かりがなく、今回やっとガサガサと引っ張り出してきてイザ!っと意気込んだものの、糸の始末から分からずに先ずはそこからですよ。今更ですが、ネットって、便利ですよね〜。

 

始めてみると、これが楽しい!どんどんと進みます!柄が出来てくると嬉しくて、もう止まりません。笑   日本ではハマっている人が多いとか。気持ちわかりますね〜。

刺繍は、以前モロッコのフェズという地方に伝わる刺繍を習っていてよく刺していたのですがここ数年ご無沙汰で、忘れない為にも久々にやってみようかな〜っと思っていたところにこのこぎん刺しをネットで見かけたというわけですね。フェズ刺繍に比べると簡単でずっと気楽に始められるのも体調不良の私には良かったかも。

wp-1467372208939.jpeg

wp-1467372267739.jpeg

ちなみに、フェズ刺繍ってこんな感じです。

 

ある程度まで刺していったら折り返し戻ってくると柄が出来るという刺し方で、糸が同じ所を2度通ってはいけないのでわりと頭を使うんですよ。出来上がると裏表が同じ模様になるのが特徴です。模様のデザインは、その昔、家から自由に出ることを阻まれていた女性たちが窓から見えるものをモチーフにしたと言うことなので、植物や動物が多いそうです。こぎん刺しのデザインを見ていて、フェズ刺繍と似たような柄があって面白いなと思いました。いつの時代も、皆それぞれが色々なことを思いながらチクチクと針を進めていたんでしょうね。地道な作業ですが、私は好きです。

さて、来週から我が家はイギリスへ帰郷であります。久しぶりのイギリス、EU 離脱でざわついていますね〜。何か楽しいことがお伝えできるよう楽しんでまいりますね!

では、また〜!

パラタ Paratha

パラタ

さて、なんでしょう?

パラタとは、インドやパキスタンで食べられているパンの名前です。ナンやチャパティはよく耳にしますが、パラタは知りませんでした。

同じコンパウンドにお住まいのパキスタンの女性からこのパラタの作り方を教えてもらえる機会があったので行ってみました。

wp-1466102810757.jpegこれが、パラタです。

教えていただいた方のお宅では、朝食に食べることが多いそうです。

パラタはイーストの入っていない生地で粉,水、塩と至ってシンプルなパンです。そしてフライパンで焼きます。作り方を紹介しますね。

まずボールに粉を入れます。(私はいつも普通の粉を200グラムに全粒粉を100グラムで作っています。勿論全て普通の粉でもいいですよ)そこへ塩をひとつまみと水を180〜200mlほど加えて混ぜ,捏ねます。5分ほど捏ねてなめらかになれば出来上がり。パンのように真剣に捏ねなくていいです!ボールに戻して乾かないようにラップ等をし,30分ほど寝かします。

寝かした物を一握り程度ちぎって丸めます。先日計ってみたら80グラムほどでした。丸めた物を麺棒で薄く伸ばしていきます。出来るだけ薄く!くっつくようでしたら打ち粉をしてくださいね。伸ばした生地の上にサラダ油を少量たらし生地全体にのばします。

wp-1466103276877.jpeg写真は油を塗った状態です。

これを折りたたんでいきます。

wp-1466105379476.jpegwp-1466105458120.jpegwp-1466105530171.jpegwp-1466105598223.jpeg写真の要領で折りたたんでいき,これを更に縦に横にと伸ばします。

wp-1466105782940.jpegなるべく薄くなるように伸ばしたら生地は完成です。それでは焼きます!

wp-1466105915862.jpegしっかりと熱く熱したフライパンに油をしき中火で焼いていきます。この時あまり油をケチらないように!綺麗な焼き色が付かずに焦げてしまいます。すぐに生地がプクっと膨らんできます。30秒くらいたったら裏返して焼きます。油が足りないようでしたら足してくださいね。何度か引っ切り替えしながら焼き色が付くまで焼いてください。

wp-1466106285786.jpeg写真のように膨らんで良い色が付いたら出来上がりです〜!ね,簡単でしょ?

wp-1466106452572.jpeg油を塗って折りたたんだ事で、このような層が出来るのです。

教えて頂いた時は、玉ねぎ、青唐辛子、トマトなどをみじん切りにして卵に加えて作った薄焼きのオムレツと一緒に頂きました。朝食だったのでね。パラタの上にオムレツを乗せてクルクルと巻きそのままガブリと豪快に頂きました。笑  ジャムやハチミツ、クリームチーズなどと食べても美味しいです!

この生地は、冷蔵庫で数日間保存が可能です。タッパーなどに入れておけば、食べたい時にすぐ出来ますよ!とっても便利です。

wp-1466107041466.jpeg焼きたては最高に美味しいですよ!

是非お試しくださいませ!

パン作り、真面目に復活

ささっ、それではフードブロガーのスタートです。笑

今の住まいで良かったなあっとおもうことは、キッチンが使いやすいということ。コンロもオーブンも全て電気なので、20年以上愛用の中華鍋は残念ながら使えませんが非常に大きいオーブンには大感激です。温度調整もデジタルなのでキッチリしてるし。今までのダイアル式、しかもかなりアバウトでガスが残り少なくなると火加減が変わってしまう世話の焼けるオーブンとは大違い!最先端を行く超モダンなオーブンというわけではありませんが、私にとっては今までで一番優秀です。

さて、こんなに立派なオーブンあるならば、早速焼いてみたいじゃあないですか?ビザを待つ半年間の反動もあり、この4ヶ月間一気にいろんなものを焼いていましたよ。

ここへ来て、今一番ハマっているのが、デイニッシュ・ペイストリーです。作り方は基本的にクロワッサンと同じで、生地を作りバターを折り込んでから一晩冷蔵発酵させ、翌日に形成して焼き上げるというものです。写真は一晩経ったものです。層になっているのが見えますか〜?

こんなに膨らんじゃって大丈夫?って感じですよね。笑

wp-1465926745081.jpegこれを優しく、しかし早急に伸ばしていきます。

今回は暇だし実験的に三種類のデイニッシュを作ってみました。

まずはシナモンロールならぬ、カルダモンロール。最近ハマっている物の一つがこのカルダモンをパウダー状にしたもので、これはアーモンドと非常に相性が良いので今回はアーモンドクリーム(フランジパン)を塗った上にカルダモンと砕いたピスタチオを散らしてみました。これをクルクルとロール状に巻いていって切り分けていきます。

 

wp-1465927553741.jpeg他の二種類はというと、同じくアーモンドクリームを生地の上に乗せて、更にジャムを乗せたものと、クロワッサン型で中にチョコレートを入れたものです。

wp-1465928407377.jpeg発酵終了なので上にジャムを乗せて溶き卵を塗ったらオーブンへGO!

wp-1465928478449.jpegまだほんのりと温かいところに粉砂糖をかけてしまったので溶けて汚くなってしまっていますが、なんとか三種類のデイニッシュの出来上がり〜!

これの良い所は、形成後に冷凍保存が可能なんですね。冷凍したものは、食べる前の日の晩にに冷蔵庫へいれておき、あとは自然解凍をしつつ発酵をさせればOK。時間と手間はかかりますが、焼きたてを食べればきっとこの苦労は報われるはず!笑

wp-1465929178846.jpegほ〜ら、あなたも食べたくなってきましたねぇ??笑

みんな、近くにいたらお茶にお誘いするんですけどね。残念です…💧