ไข่เจียว

 ไข่เจียว

さて、なんと読むのでしょうか?(笑)

これは、タイ語で 「 カイジャオ 」 と読みます。

・・・って、私も実は読めないんですけどね。汗

では、カイジャオとはなんでしょうか。

実はこれ、「 タイ風オムレツ 」のことなんですね。

タイに行かれたことのある方、バンコクあたりのフードコートに

「 Crispy Omelet  」(クリスピー・オムレット) などと書かれたメニューを見たことはないですか?

これがその、カイジャオのことなんですね。

DSCN5529こんな感じに、薄っぺらいオムレツをご飯の上に乗せて食べます。

私はたまご好きなので、いつもきらさずに冷蔵庫に常備していますが

なぁ~んにもない朝は、このカイジャオが頻繁に登場します。

DSCN5514ご飯とたまごがあったら出来るんです。

日本にいたら、たまごがけご飯にでもするかなぁ・・・・(好物)

でも生たまごはちょっとここでは・・・・・ なのでね。

今日はコリアンダーがあったので一緒に入れてます。ねぎでもいいよ。

作り方はいたって簡単で、

たまごを割ってほくし、塩・コショウ、好みで醤油で味付けし

フライパンで焼くだけです。

(タイでは、醤油ベースの調味料や粉末の調味料などを入れたりもします)

が、この 「 焼きかた 」にちょっとしたコツが。

DSCN5521熱々に熱したフライパンに、かなりの量の油を入れ熱します。

そこへたまごを一気に投入しフライパン一杯に広げます。(ずっと強火)

たまごの淵が固まってきたなっと思ったら、

スプーン等でフライパンで熱くなっている油をたまごの表面にかけ続けます。

フランス料理で魚をソテーするときに、フライパンで溶けたバターをかけつつ焼いたりしますよね?

そんな要領です。

すると、たまごがふわっ っと膨らんで、ついでにパリパリっとしてくれるのです。

これが、美味しさの秘密。

写真は油をかけている最中のものですね。

強火で油を潔く使い、フワっ、パリっと仕上げる・・・・

これがカイジャオの全てであります。

カイジャオが美味しい食堂は間違いなく旨い!

っと言われるほど、シンプルにして奥深い料理のようです。

そういえば、他の国でもたまご料理というのは別格に難しいと言われていますものね。

私はこのカイジャオを、いろんなところで作り方を盗み見しつつ覚えました。

具はたまごだけでも良し、豚挽き肉なんてのを入れても良し。

これぞ究極の庶民の味!であります。

カロリーを気にする方や油を控えている方にはお薦めできませんが、

その他の方には是非一度、思い切って作っていただきたい一品です!

ただのたまごが、本当に美味しくなりますよ。